NTTグループ・エコロジー・プログラム21
21世紀に向けたNTTグループの環境保護活動の基本コンセプト。
NTTグループが,1999年のグループ再編成を機に,地球環境保護の重要性を再認識し,(1)NTTグループ地球環境憲章,(2)環境における地域貢献,(3)環境技術の研究開発,の3つのコンセプト(図)を策定し,環境保護を推進している。
(1) NTTグループ地球環境憲章
事業活動において地球環境の保全に最大限の努力を払い,未来にわたり持続可能な発展を実現していくことを基本理念にしている。
基本方針として,
① 法規制の遵守と社会的責任の遂行
② 環境負荷の低減
③ 環境マネジメントシステムの確立と維持
④ 環境技術の研究開発
⑤ 社会支援等による貢献
⑥ 環境情報の公開
を掲げ,NTTグループ各社の環境憲章の礎となっている。
(2) 環境保護における地域貢献
NTTグループ各社が地域社会に根ざした事業活動を行い,地域社会の一員として環境貢献を行うことを示している。
(3) 環境技術の研究開発
NTTで取り組んでおり,主な研究開発分野は,燃料電池システム等の新エネルギーの研究開発,省エネルギーにつながるデバイスの研究開発,また環境情報をとらえる各種センサの開発と,それら環境情報を流通させ,高付加価値化を図る環境ITシステムの開発,NTTグループ会社が提供しているサービスの環境影響評価システムの開発など。