ATM-PDSシステム
ATM-PDS based Optical Access System
音声,データ,映像等のあらゆる情報をすべて同じ長さのデータに分解して伝送するATM技術をPDSに適用したITU-T/SG会合における勧告(G.983)仕様に基づく高速光アクセスシステム(図)。ATM-PON(ATM-Passive Optical Network)とも呼ばれる。
1台のNTTビル側装置(OLT)と複数のお客さま宅側装置(ONU)を光合波分波器を用いて接続し,OLTを複数の利用者で共有する。システムの伝送速度は155 Mbit/sであるので,利用者1人当り10 Mbit/s程度の通信速度を確保した場合でも1台のOLTを16人の利用者で共有できる。ATM-PDSシステムでは,情報の通信速度に依存せずにマルチメディアのフルサービスを統合して扱うことができ,かつ数Mbit/sの高速通信サービスを提供することができる。