PHS対応家庭用共通エアインタフェース
商品性の向上を目指し,親機と子機の組み合わせを自由に行うため,NTTでは,家庭用共通エアインタフェース(CAI)(図)を開発して,このインタフェースを搭載した機種間(子機間も含む)での自由な組み合わせを可能にしている。1対1通信を前提としているPHSサービスでは考慮されていないマルチポイント着信を可能とする無線制御方式の開発などにより,留守番電話のリモコン制御,保留・転送,ドアホン制御などホーム市場で要望の多い付加サービスが可能。なお,事業所用システムでは,多くの局線および内線をできるだけ簡易な操作で使用するというアプローチに基づいて,事業所用独自のインタフェースを搭載している。