Bio・Runner
NTTインターナショナル(株)が1997年6月に商品化した生ゴミ高速発酵処理装置。分別された生ゴミを大気や土,水等の環境を汚さないで利用でき,自然環境浄化に役立ち,衛生的で人体に安全な有機肥料・土壌改良剤,飼料として再利用するものに変換する。本装置は微生物がより効率的に活動して発酵・分解できる「空気」,「水分」,「温度」の3要素を適正な範囲内で動作させ,槽に生ゴミと微生物資材を投入すると生ゴミを24時間から48時間で高速発酵させる。
「Bio・Runner」は事業所単位に分散設置できる中小規模(30~1,000 kg/日)の処理装置で,基本的には微生物が最も活動しやすい空気の吸入・排出と55~70℃の処理物温度を保ちながら約1分間に1回転し,撹拌する仕組みになっている。