W3C
World Wide Web Consortium
WWW(World Wide Web)関連の技術標準を策定している米国の業界団体。
WWWの発明者Tim Berners-Leeによって1994年10月に創立された,マークアップ言語等のWWWに利用される技術の標準化を推進する非営利組織。CERN(ヨーロッパ原子核研究機関)とMIT(マサチューセッツ工科大学)が共同で,WWWの世界的かつ健全な(相互運用性を保った)発展のために開設した。
WWWの将来ビジョンの提示,関連技術の国際的な標準仕様およびガイドラインの作成,さらに新技術の実装テストを行うためのソフトウェアやツールの開発を目的とする。2005年8月現在で395の組織が参加。現在は,マサチューセッツ工科大学計算機科学人工知能研究所(MIT/CSAIL),CERNからINRIAを経て任務を引き継いだ欧州情報処理数学研究コンソーシアム(ERCIM),慶應義塾大学の日米欧3機関がホストとして共同運営している。