BONAPARTE
Broadband Optical Network Using ATM Pon Access Facilities in Realistic Telecommunications Environments
ACTS(Advanced Communication Technologies and Services)プロジェクトの1つ。
BONAPARTEではPON(Passive Optical Network)アーキテクチャを適用することにより,マルチメディア技術と広帯域ネットワーク技術を融合した遠隔医療について,市場導入にあたり,いかに大容量のトランスポートネットワークへのアクセスコストを下げるかという課題に取り組んでいる。具体的には,各地域で10 kmの範囲で32のターミナルポイントを設け,81のユーザにその要求に応じて64 kbit/s~155 Mbit/sのフレキシブルなアクセスを可能にしている。この回線を用いて,現在マドリッド,トリノ(イタリア)とバーゼル(スイス)の医療機関の間で,核磁気共鳴(MR)装置やCTスキャナ装置で実際に患者のデータをとりながら実時間の遠隔診断治療の実験も行っている。