アクセスノバ
NTTとチリ大学の研究者による国際共同研究プロジェクト。アクセスノバは,ATMによる広帯域バックボーンネットワーク上で各種のマルチメディア・アプリケーションを開発していくことを目的としている。
本プロジェクトは,1994年11月にチリ共和国フレイ大統領ご臨席のもとで研究協力協定に調印がなされ,正式に発足した。広帯域ネットワーク技術に関する技術協力からスタートし,現在では,グローバルなマルチメディア・アプリケーションの実験場として,外部に対してもオープンな形で進めている。
日本とチリは,地球上では互いに反対側に位置し,距離的には最も離れた(1万5,000 km)国同士である。アクセスノバは,この距離をマルチメディア通信技術をもって克服しようとするプロジェクトである。