新たに何かの処理を行わなければならない場合,システム内の資源の利用状況を考慮して,余裕があるときにのみその要求を受け付けるように制御することをアドミッション制御と呼ぶ。具体的には,通信処理において新たにコネクションを設定してよいか,オペレーティングシステム上においてタスクを生成してよいか,新たにメモリを割り付けてよいかなどを制御する。アドミッション制御を行うことで,システム内で処理中の動作が新たに発生した処理にじゃまをされないようになり,処理の保証が可能となる。