BS-4
Broadcasting Satellite-4
放送衛星「BS-3」の後継機。1997年に打ち上げられた。BSは衛星から視聴者が直接電波を受けるため高い画質,音質を享受できる。しかも,従来の地上波と違い,中継基地がなくても難視聴地域は発生しない。日本の場合,国際的な調整の結果,12 GHz帯が割り当てられており,通常のテレビ放送8チャネルの放送が可能である。NHK衛星第1および第2放送がBS-3aにより,またBS-3bでは日本衛星放送(WOWOW)による有料放送,およびその独立音声チャネルとデータチャネルを使った衛星ディジタル音声放送(セント・ギガ)によるPCM音声放送および衛星データ放送,そしてハイビジョン実用化試験放送が行われている(現在では,“BSAT-1”と呼ばれる)。