用語説明

映像ワールドプロセッサ

ディジタルコンテンツの代表であるコンピュータグラフィックス(CG)コンテンツを簡単に作成できる技術。

本技術を利用すると,以下のように似顔絵,アニメ,CGモデルを簡単に作成することが可能になる。

① 写真からイラスト(似顔絵)をつくる技術「きゃらフェース」

② イラスト・写真からアニメをつくる技術「Dynamic Texture」

③ ビデオから3次元CGモデルをつくる「VMODELER」

◆《きゃらフェース》

写真からイラスト(似顔絵)をつくる技術。ディジタルカメラやスキャナで顔写真を取り込み,そのデータの目,口の位置を指定するだけで,似顔絵を作成することができる。目や口の形を認識しているので,これらを変化させることにより,怒った顔,笑った顔などさまざまに表情をつくることができる。

◆《Dynamic Texture》

イラスト・写真からアニメをつくる技術。1枚のイラストや写真を動かし,アニメーションを作成する。本技術を使用すると,大量に絵を描いたり,面倒な3次元モデルを入力したりすることなく,簡単にアニメーションを作成することができる。

本技術では,ユーザが①草木や人物の絵や写真の上に,「骨組み」を指定する,②樹の揺れ方や,歩く道筋等を指定するだけで樹を風で揺らせたり,人物を歩かせたりすることができる。

◆《VMODELER》

ビデオ映像から3次元CGモデルを自動生成する技術。本技術を使用すると,複写体をビデオで撮影し,このプログラムを適用するだけで自動的に作成したいCGモデルを得ることができる。