国際連合が,気候変動問題に対処するため,1992年5月に温室効果ガスの大気中濃度を1990年水準に安定化させることを目的とした気候変動に関する国際連合枠組条約。日本は1993年5月28日に本条約に締結し,日本以外の先進国,経済移行国*,多くの発展途上国も本条約に締結している。2004年5月24日時点では188カ国とEU(European Union)が締結している。*経済移行国:市場経済への移行の過程にある国。中東欧諸国やロシアを指す。