発振対策を含め過去の事故事例を踏まえた給電系のあるべき姿を示すガイドライン。

1998年10月に発生した大阪・東淀川ビルでの給電系発振による通信システムの事故を契機に，NTTグループで運用する通信装置や電源装置の開発，設計・施工に対する要求事項を給電系ガイドラインとして策定し，NTTよりNTT東日本，NTT西日本，NTTコミュニケーションズ（株）,（株）NTTドコモ等の各事業会社へ発出した。策定作業は，事業会社の設備部門や保守部門，（株）NTTファシリティーズ，ハードウェアを開発する各研究所等をメンバとする給電系ガイドライン検討会において行われた。