射出成形
高温で溶融した樹脂を金属のブロックで構成した金型内に流し込み,冷却した金型キャビティ(空間)内に高速で射出(ショット)し,樹脂を固化させて所定形状に賦形する技術。射出成形機を使用して,連続的かつ自動的に成形品を得ることができるため,部品の量産化,経済化に適している。携帯電話の筐体成形に用いられている。量産性があり,曲面形状を出しやすく,最も汎用的に用いられている。
◆ 《ショートショット》
射出成形を用いた筐体づくりにおける金型キャビティ(空間)への溶融樹脂の不完全(ショート)充填の状態をいう。