新同期網
n×155.52 Mbit/s,51.840 Mbit/sのビットレートをハイアラーキとするディジタル同期網のこと。網全体を155.52 Mbit/sの整数倍(あるいはその1/3の51.840 Mbit/s)のパルス速度に一致させて,ディジタル信号を多重・分離するネットワークのこと。日本ではこれまで6.3 Mbit/sまでは網同期方式,32 Mbit/s以上はスタッフ同期方式により,ディジタル信号の多重分離を行っていた。従来のスタッフ同期網が6.3 Mbit/sまでしか同期化されていなかったのに対して,新同期網では高次群を含むすべてのハイアラーキが同期化されている。このため高次群における多重・分離処理が容易になるとともに,多重処理による伝送路の使用効率が向上する。