用語説明

数量化Ⅰ類

分析しようとしている量的な現象を,その現象に関連する質的な要因に関する情報に基づいて説明,あるいは予測するための方法。日本人の読み書き能力調査の結果を分析する過程で,統計数理研究所林知己夫所長により考え出された手法であり,林式数量化I類とも呼ばれる。この手法は,量的なデータのみならず質的なデータも取り扱うことを意図している。数量化理論には,目的やデータの型によりⅠ~Ⅳ類等がある。