用語説明

畳み込み符号

畳み込み符号は,あるメモリ容量を持つ符号化器において入力するビットごとに先行する数ビットと論理和をとり,この結果を出力ビットとする符号化方法。

次から次に入力されるビットに対し,先行する複数ビットとの間で一定の演算を行うことにより,出力ビット列を得る誤り訂正符号化の一種。出力ビット数に対する入力ビット数の割合を符号化率と呼び,誤り訂正能力の高さを表す。

◆ 《ビダビ復号法》

畳み込み符号の持つ繰り返し構造を利用して最尤符号(最も確からしい状態を推定する)を実行する復号法で符号化利得が高い。