用語説明

データベース

コンピュータでの情報検索を容易にし,多目的に利用することが可能な統合化されたファイル(データ)の集まり。

◆ 《データベース構造》

データの表現する意味内容の相互関係を構造で表現したもの。

◆ 《リレーショナル・データベース(RDB:Relational Database)》

行と列からなる2次元の表でデータを表現する関係データ・モデルに基づいたデータベース構造。関係データベースともいう。複数の表を関連付けて処理することからリレーショナル・データベース(RDB)という。

◆ 《集合定義》

従来のRDBでは,テーブル内のフィールドには値が1つしか入れられないのに対して,複数の値を格納できるようにしたもの。

◆ 《ネットワーク型データベース》

データベースは,対象とするデータの構造によって,階層型,ネットワーク型,リレーショナル型に分類される。ネットワーク型は,データ相互間の関係を網(ネットワーク)状にポインタをはって管理する。実体の属性関係をレコードで表現し,実体間の関連をレコード間の連結により表現する。レコード間の連結関係はM:Nの連結を表現できるため,現実の世界の複雑な情報を比較的容易にモデル化できる。

◆ 《CODASYL型DB》

ネットワーク構造のデータを扱うデータベース。定形業務処理で,大規模,高トラヒックな処理能力が要求される分野に適する。