プログラム内にはif文，for文，switch文等，制御の流れが分岐する箇所がたくさんあるが，分岐を含まない連続した実行文の列をブランチと呼ぶ。プログラムテストを行い，この結果，通過したブランチの割合（通過ブランチ数/総ブランチ数）をテストカバー率という。

(1) C0テストカバレッジ

すべての実行文に対して，通過した割合を計測する方法。例えば，if文でelse節がない場合，then節だけを通過してもカバー率は100％となる。

(2) C1テストカバレッジ

すべての分岐に対して，通過した割合を計測する方法。例えば，if文でelse節がない場合，then節だけを通過したときには，カバー率は50％となる。SoftDA/TCAは，C1カバレッジを計測している。