日本の電気通信の創意ある向上，発展に資することを目的として広く学界，産業界から学識経験者の参加を得て，日本の電気通信技術のあるべき方向を幅広い観点から審議する委員会。審議項目に応じて分科会があり，中間報告や最終報告が本委員会の席で審議されている。

◆ 《分散型システム分科会》

新サービスの迅速な開発や合理化促進等の企業経営に対するコンピュータシステムの役割の増大に伴って，企業内の情報システムは大規模，複雑化してきている。本分科会では，このような企業情報システムを効率的に構築するため，次世代の分散型コンピュータシステムの在り方について審議する。

◆ 《ヒューマンインタフェース分科会》

21世紀を目前に控えた今，産業革命以来の大きな転換期にあるとの認識に立ち，喜ばれる通信サービスを提供するため，そこに必要となるヒューマンインタフェースを設計する際の指針について検討する。

◆ 《ワイヤレスアクセス高度化分科会》

マルチメディアサービスやネットワークオープン化の動向，社会・ユーザからの新たなサービスへの要求条件等について，幅広い意見をお客さま・産業界・有識者の方々からいただき，ワイヤレスメディアを利用した新しいシステムの在り方について審議する。