電気通信番号計画
9桁固定長*の地理的に付与された固定電話加入者の番号計画であったり,ネットワークを効率的に構築できるようにするための番号計画。
NTTの前身の電電公社が策定し,具体的な運用を行ってきたが,通信の競争環境下での利用者の利便性,番号運用に対する公平性の確保,番号空間の有効利用の観点から,1985年から郵政省が管理することとなり,郵政省番号研究会において,学識経験者,消費者,各通信事業者が集まり,国際的な動向を踏まえつつ各種番号計画について検討がなされてきた。
最近では,マルチメディア化,マルチキャリア化,グローバル化等に伴い,サービスの高度化・多様化が大きく進展しており,利用者の利便性を主体に考えた番号計画の柔軟化に取り組み始めている。
* 9桁固定長:「市外局番+市内局番」(5桁)+「加入者番号」(4桁)の固定的な番号計画。