符号化歪,残留エコー等の品質劣化は各々物理的・聴覚的特性が異なっているが,これらを何らかの共通的な量で表せれば伝送品質設計の効率化に有効である。このための一法として,個別要因および複合要因による品質劣化を,それと聴覚的に等価な(例えば,MOSが等しくなる)白色雑音による劣化で表す方法がよく用いられ,このときの雑音量のことをいう。