用語説明

ピア・ツー・ピア型のファイル共有機能

専用のファイルサーバを用いず,ネットワーク上のパソコン自体にファイルサーバ機能を持たせて,ファイル共有を行うこと。ファイルサーバの役割をするパソコンは,ファイルサーバ専用ではなく,通常どおりにアプリケーションを使用することができる。Macintoshの場合,AppleShareよりも先にTOPSというピア・ツー・ピア型ファイル共有を行うソフトウェアが発売され,かなり普及したため,Macintoshユーザには,ファイルサーバ専用機が必要であるという考え方が馴染まなかった。System 7以降パーソナルAppleShareが搭載され,ピア・ツー・ピア型のファイル共有が標準機能になった。DOS/V機では,Windows 95から同様の機能を備えるようになっている。