用語説明

光空気二次電池

1992年に提案された空気中の酸素をエネルギー源とした放電と光エネルギーによる充電を可能とした電池。

図に示すように苛性カリ溶液を電解質として,チタン負極とカーボン正極から構成される。放電時は,正極から入った酸素を受けてチタンが酸化チタンに変わり,充電時は光を受けて酸化チタンがチタンに変わる。正極は基本的には関与せず,負極の酸化・還元の繰り返しで蓄電と放電が行われる。

図_光空気二次電池の基本構成