以下に計算手順を示す。
① 出力側の電流I2を常時測定し,負荷電流のパターンを作成。
② 蓄電池の放電電気量を計測し,蓄電池の公称容量,容量試験結果,放電終止電圧,周囲温度等を考慮しながら蓄電池の放電可能な電気量を算出。
③ 蓄電池放電が検出されると,放電時に新たに追加されるインバータ負荷等を加味し,負荷電流パターンを実放電電流で補正。次に,補正した負荷電流パターンに従って放電電気量を求め,この値を蓄電池の放電可能容量から差し引くことにより,放電残時間を算出。
④ 算出した放電残時間を監視装置等へ転送し表示。