古紙のリサイクル段階で発生する製紙スラッジ(製紙かす)の焼却灰を水熱反応によって多孔質(マイクロポーラス)な素材に転換したもの。マイクロポーラスマテリアルは,人工的なアルカリ鉱物で,高い陽イオン交換性能や吸着特性に優れており,水質浄化やガス吸着,酸性雨によるコンクリート劣化防止等の様々な環境分野での利用が考えられる。