用語説明

マクロ予測とミクロ予測

需要予測においては,通常予測の対象を相対的に区分して,マクロ予測とミクロ予測に分けられる。マクロ予測とミクロ予測は,同一の予測値を前者は巨視的な観点から,後者は微視的な観点から予測するものであり,一般的には真値はその間にあるものと推定され,マクロ予測で全体の傾向を把握し,地域の事情を考慮のうえミクロ予測に反映させることが有効。例えば,支社別予測と設備センタ別予測,設備センタ別予測と固定配線区画別予測の間においては,各々前者がマクロ予測,後者がミクロ予測となる。