クリーンな燃料電池システムを通信用に適用するのを目的に,都市ガスの供給がストップしても,備蓄燃料であるLPガスに切り替えて運転継続できるシステム。開発した燃料電池システムは,200 kW出力時に燃料を切り替えても出力の変動がない。これは通信用として実用的な規模の燃料電池システムでは世界で初めてのこと。通信分野のみならず高信頼性が要求される病院や,災害発生時のライフスポット(大規模災害時の避難場所)用としても期待される。