用語説明

FAX気象予報サービス

FAXを利用して,時々刻々と変化する気象情報を手軽に入手できるサービス。1997年5月に試行サービスを開始。NTTヒューマンインタフェース研究所(当時)が開発したニューロ技術を用いて,連続的に送られてくる気象レーダのレーダ情報をコンピュータでリアルタイムに局所・短時間の降水予測を行い,パソコン画面イメージを作成し,予測結果を直ちにファクスデータに変換して情報提供を行う。

本サービスは,目的地を2.5 km四方を単位にした12.5 km×12.5 kmの範囲で表し,5分ごとに更新した最新情報に基づいて,現在,30分後,60分後,90分後の気象予報を地図上に降水マークで表示する。また併せて気象庁が発表する「警報・注意報」についても知らせる。本サービスを使用する場合,ファクス付属の電話で「FAX気象予報サービスセンタ」を呼び出し,音声ガイダンスに従ってメニュー番号(目的地の地域選択番号)(地域選択番号のメニュー一覧表は,音声ガイダンスに従って「0#」を入力すると取り出せる)を入力すると,目的地の短時間気象予報を取り出すことができる。

◆ 《ランドマーク番号》

特定地域を駅名,公園名,テーマパーク名等の名前で指定できれば,覚えやすくかつ利用しやすくなる。これらの実際の名前をランドマークと呼び,FAXからプッシュボタン入力するためにそれぞれのランドマークに4桁の番号を割り当てた。また,その一覧表をFAXから取り出せるようにしている。