用語説明

H.261

テレビ電話,テレビ会議等の通信を対象とした動画像符号化の国際標準化方式。ディジタル通信ネットワークの整備に伴い,これを用いたテレビ電話・会議等の通信を対象として1990年末に勧告化された。p×64 kbit/s(p=1~30)のオーディオビジュアルサービスの動画像信号部分の符号化を対象とし,音声部分を除くと約40 kbit/sから2 Mbit/sの画像ビットレートをカバーする。動画像としては比較的低い情報量となっている。符号化処理にはハイブリッド符号化を採用している。