用語説明

HIKARIビジョン

NTTが2001年11月に発表した,21世紀の情報流通サービスの全体像を,「光ソフトサービス」と「ユビキタスサービス」によって実現される情報豊かな環境“Informative Ambience(インフォーマティブ・アンビエンス)”として描き,これらをベースとしたNTTの将来ビジョンのこと(図)。

HIKARIの時代に必要とされるCyber-Real Convergence*¹とPhotonic Evolution*²の2つの技術,これらによって創出される光ソフトサービスユビキタスサービス,さらにこれら全体(HIKARI)で実現される情報豊かな環境「Informative Ambience(インフォーマティブ・アンビエンス)」等を総合したものを「HIKARIビジョン」という。

光ソフトサービス:光ネットワークによる,ブロードバンド性・大量蓄積性を生かした情報流通サービスとして位置付けられている。

ユビキタスサービス:空間的な制約を超越した遍在性とモバイル性,すなわち「どこでも」利用可能な点が特徴。

*1 Cyber-Real Convergence:リアルとバーチャルの融合技術による豊かなコミュニケーション。

*2 Photonic Evolution:光技術によるネットワークの高速化とメモリの大容量化がもたらす自由なコミュニケーション。

図_HIKARIビジョン