NTT構内配線システム商品名。将来を見込んだ先行配線の設計理念（フロア面にあらかじめケーブルとアウトレットを配置する）と，あらゆるデータ回線・電話回線を混在収容でき，移転・増設にフレキシブルに対応することができる。収容できるデータ端末も多種にわたり，10BASE-Tはもとより，変換アダプタによりトークンリング，RC232C等パソコン系，ホスト/端末系などの非ツイストペア系も収容可能。非ツイストペア系は個々の収容機種ごとに条件が異なり，これらのデータ蓄積と変換アダプタが技術的ノウハウとなっている。ラインナップとして，光ファイバケーブル・同軸ケーブル（共同放送受信，防犯・防災監視用）の配線システムも用意されている（図）。

◆ 《先行配線》

端末の移転や増加の需要を見越して，あらかじめオフィス内にアウトレットを用意しておくこと。