アジア情報ハイウェイ構想。アジア，太平洋地域の28カ国および４地域の通信主管庁と通信事業体からなるアジア・太平洋電気通信共同体（APT）で提唱され，21世紀に向けてアジア太平洋諸国が社会的，経済的な発展を図るため，地域内での情報の創造，流通，共有化を支える情報通信ネットワークインフラの整備と，その利用を促進，可能とするためのアプリケーションの開発，制度・政策の策定を目指している。

1994年８月のアジア・太平洋電気通信共同体（APT：Asia-Pacific Telecommunity）臨時会合で，アジア・太平洋地域の情報通信網の整備，アプリケーションの開発，法的枠組みの整備に総合的に取り組むことを目的に，AII整備の推進を日本が提唱し，加盟国の合意を得た。