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9月号 2015 Vol. 13 No. 9

English

Front-line Researchers

■ 概要
世界的な重要課題、マルウェア対策。国家機密まで脅かすブラックマーケットは今や強固な組織を築き、研究者等と果てしなき戦いを展開しています。マルウェアという表現が一般的に使用されるようになった2005年ごろから、日夜マルウェアの収集、解析、対策に没頭するNTTセキュアプラットフォーム研究所の岩村誠特別研究員に、これまでの研究成果と今後の課題、体制の整備や将来の人材育成のあり方について伺いました。

Feature Articles: Network Science

■ 概要
これからのネットワークでは、コスト削減と収益力の強化を継続すると同時に、サービス事業者やエンドユーザに、ネットワークをより賢く使っていただくことが重要であると考えています。一方で、ネットワークの使われ方の多様化や複雑化・大規模化に伴い、個々の要素を完全に掌握する既存のネットワーク技術だけでは対応が困難となっています。NTTネットワーク基盤技術研究所では、既存のネットワーク技術だけでなく異分野の新技術も交えた学際的アプローチであるネットワーク科学の研究開発に取り組んでいます。本稿では、ネットワーク科学の研究開発の取り組みの概要を紹介します。
■ 概要
NTTネットワーク基盤技術研究所ではネットワークを支える新たな理論を研究しており、特にネットワークが扱う空間的情報を当面のターゲットとしています。本稿では積分幾何に基づく幾何確率の評価、およびそれに基づく新たなネットワーク特性の設計・制御について紹介します。
■ 概要
NTTネットワーク基盤技術研究所では、多様なサービスに対するユーザ体感品質(QoE: Quality of Experience)に対する評価指標を規定し、サービス提供中に監視可能な情報を用いてQoEを最適化する「QoE-centricオペレーション」に取り組んでいます。本稿ではその要素技術について紹介します。
■ 概要
仮想化技術をネットワークに導入することで、プロアクティブなリソース最適化による輻輳などの事前回避や、ネットワーク利用効率向上による設備コスト削減が期待されています。本稿では、プロアクティブなネットワーク制御に向けた生成メカニズムを考慮したトラフィック予測と予測外れに耐性のある制御について紹介します。
■ 概要
NTTネットワーク基盤技術研究所では、将来ネットワークの実現に向けて、ネットワーク内外から得られる装置ログ、トラフィック、トラブルチケットなどのデータ分析、およびネットワーク故障対応の迅速化・正確化・省力化に取り組んでいます。本稿では「Analytics-basedオペレーション」の要素技術について紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
アジア太平洋地域で電気通信の開発促進を担っているAPT(Asia Pacific Telecommunity)の傘下で標準化活動を行っているASTAP(APT Standardization Program)の第25回総会が2015年3月にバンコクで開催されました。ここでは今会合から実施 された新しい組織構成、通信キャリアにとって関係の深いネットワーク関係の議論、2016年に予定されているWTSA(World Telecommunication Standardization Assembly)の準備会合の状況を報告します。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conference Proceedings

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