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携帯電話やスマートフォンなど人々の日常生活における無線利用に加え、IoT(Internet of Things)の進展で社会のさまざまな産業にてモノの無線利用が広がる将来では、多様な周波数帯の無線通信を利用していくことが重要です。これまでに利用されてきた周波数帯の効率的利用とともに、未開拓のEHF帯(ミリ波)の利用が検討されています。本稿では、第5世代移動通信システム(5G)をめざした取り組み、無線LANの高度化に関する取り組み、あらゆる分野に利用されるIoTに向けた取り組みを紹介します。
現在、2020年もしくはそれより早いタイミングでの第5世代移動通信システム(5G)の導入への期待が世界的に高まっており、各国で5Gの実証実験に向けた活動が盛んに行われています。また、移動通信システムの標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、2015年9月に5Gのワークショップ(3GPP RAN Workshop on 5G)が開催され、これを皮切りに5Gの新無線インタフェース規格についての標準化議論が開始されています。本稿では、2020年までの5G導入に向けたアプローチと標準化動向について紹介します。
現在、さまざまなモノがインターネットに接続するIoT(Internet of Things)が注目されています。NTTではこれまでIoTサービスの実現に向けて、研究開発や実証実験などさまざまな取り組みを行っています。本稿ではIoT/M2M(Machine to Machine)サービスの要求条件および近年注目を集めているLPWA(Low Power Wide Area)の概要について述べるとともに、NTT西日本で実施中のLPWAを活用したフィールドトライアルと、NTT未来ねっと研究所で取り組んでいる広域・高収容な無線中継システムについて紹介します。