
You need Adobe Reader 7.0 or later in order to read PDF files on this site.
If Adobe Reader is not installed on your computer, click the button below and go to the download site.

|
Front-line Researchers
- ■ 概要
- 2021年9月にNTTは、新たな環境エネルギービジョン「NTT Green Innovation toward 2040」を策定し、「NTTグループは2040年度までにカーボンニュートラルの実現をめざします」と発表しました。この新たな環境エネルギービジョンをはじめ、2020年10月に日本政府が発表した「2050年カーボンニュートラル宣言」、そして日本企業のカーボンニュートラル関連の取り組みでは、再生可能エネルギーの利用と省エネルギー化をその手段の柱としています。これらの、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出を大幅に削減する取り組みのほかに、排出されたCO2そのものを吸収して利用するアプローチもあります。その1つである、藻類と魚介類に品種改良技術を適用して海洋CO2の低減をめざす取り組みについて、NTT宇宙環境エネルギー研究所 今村壮輔上席特別研究員に話を伺いました。
Rising Researchers
- ■ 概要
- 障がい者支援や高齢者サポートなどアクセシビリティの向上や、コールセンタやカーナビなど私たちの生活をサポートしてくれる音声合成技術。現在ではナレーションやゲームのキャラクタ音声を自動生成、声色を保ったまま多言語の音声の生成ができるなどの高度でグローバルな展開を遂げています。声優、タレントなどだけでなく、なんらかの事情で声を失ってしまった方の音声や動画があればその方の音声を復元することも可能になり、社会的な貢献度も高い音声合成技術ですが、より人間らしく話すためにはどのような課題があるのでしょうか。今回は最新の音声合成技術「Zero/Few-shotクロスリンガル音声合成」を開発された井島勇祐特別研究員にお話を伺いました。
Feature Articles: Research and Development for NTT C89: NTT Group’s Space Business
- ■ 概要
- NTTでは、Beyond 5G(第5世代移動通信システム)/6G(第6世代移動通信システム)時代に向けてNTN(Non-Terrestrial Network:非地上系ネットワーク)を活用したモバイル通信サービスの超カバレッジ化をめざしています。本稿では、NTNを用いた場合でもスループットや遅延などの要求条件を満たした高品質なモバイル通信サービスをお客さまに提供するための取り組みについて紹介します。
- ■ 概要
- 本稿では、宇宙データセンタ(宇宙DC)に関する研究について紹介します。近年の宇宙開発の進展に伴い、人工衛星の数が増加し、特に地球観測や通信においてAI(人工知能)推論技術の活用が期待されています。NTTグループでは、静止軌道(GEO)衛星を利用した新たな宇宙インフラの構築をめざしており、GEO衛星によるデータリレーやデータストレージについて検討しています。そうしたユースケースの実現に不可欠な、イベント駆動型AIや差分検知技術など、データ分析の効率化に向けた具体的なアプローチについて紹介します。
- ■ 概要
- 電界共振で励起した電界表面波を使った電力伝送技術は身の回りのさまざまな物質をケーブル代わりにして電力を届けることができるため、柔軟な活用が期待できます。本稿では、本技術の原理と月面での活用想定内容について説明します。
Global Standardization Activities
- ■ 概要
- 世界電気通信標準化総会2024(WTSA-24:World Telecommunication Standardization Assembly-24)は2024年10月15〜24日の期間にインド・ニューデリーで開催されました。WTSAは、元NTT CSSO(Chief Standardization Strategy Officer)の尾上誠蔵氏が局長を務める国際電気通信連合電気通信標準化局(ITU-T:International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector)におけるもっとも重要な総会で、4年に1度開催されます。本稿ではWTSA-24の概要と主な審議内容を紹介します。
↑ TOP
|