NNI(新同期網)
Network Node Interface
新同期網の端局中継装置と中継伝送路間のインタフェースのこと。1988年にSDHの名で体系化,標準化された。
◆ 《VC-11,VC-21またはVC-2,VC-3,VC-4(Virtual Containor-11,-21または-2,-3,-4)》
NNIでは,情報を運ぶコンテナを用い,このコンテナの組み合わせにより多重化を行っている。このコンテナにパスオーバヘッド(POH)という保守運用情報を付加したものをバーチャルコンテナ(VC-n)と呼び,このVCにポインタ(VC-nの先頭位相を指示)を付加したものをトリビタリィユニット(TU-n),管理ユニット(AU-m)と呼んでいる。VC-11は1.5 Mbit/s,VC-21は6.3 Mbit/s,VC-3はTUG-21×7(TUG-21はTU-11×4またはTU-21×1で構成),VC-4は139 Mbit/sの容量を表している。なお,VC-21はVC-2と呼ばれるようになってきている。