用語説明

One Month Consulting

情報技術やシステム導入前における意志決定のためのコンサルティング。お客さまの経営課題を素早く把握し,情報化に関する経営判断が適切に行えるための情報提供やコンサルティングを実施する(図)。

One Month Consultingは経営判断に必要となる情報の提供,すなわちどうしたら儲け(効率)が出るかということを結論として出す。そのため,まずは方法論(How to)を求めるのではなく,お客さまの抱えている課題抽出・分析を十分に行いプライオリティも含めて吟味し,そのうえでそれぞれの課題を解決する最適な情報通信技術の組み合わせを検討する。また技術的な側面では,早期構築,オープン性,標準性,拡張性を特に考慮する。

One Month Consultingはコンサルティング着手から1カ月程度(実際は平均1.5カ月)で結論を出すというコンセプトの商品であり,これは昨今の経営の意志決定の早さと正確性が企業の存亡に関わるという実状に即したものである。費用面で見ると,短期間で行うので,従来の3~6カ月かけたコンサルティングに比べて1/2~1/4で実施可能。

◆ 《ERP(Enterprise Resource Planning)パッケージ》

One Month Consultingで提案するIT(Information Technology)の中で代表的なもの。

会社全体の経営資源を無駄なく効果的に活用するためのソフトウェアで,財務会計,生産管理,販売管理,人事管理など企業の主要な基幹系業務すべてに対応している統合パッケージ。ERPパッケージは,優秀な企業のノウハウを含んでいるほか,自社業務に合わせて商品や出荷手順の違いなどの固有部分を調整するだけで良いので,短期間に経済的にシステムを構築できるという長所がある。

図_OneMonthConsultingのイメージ