用語説明

RSBM(遠隔加入者収容モジュール)

Remote Subscriber Moduel

公衆回線・専用回線を収容し,多重化して光ファイバでNTTビルへ接続するRT(Remote Terminal;遠隔多重伝送装置)方式の装置。ビル建設,地域開発等に伴って生ずる新規需要への即応と,πシステムとともに光化展開する場合等の大規模集合住宅のお客さまをD70形自動交換機設置局へ収容する光加入者線多重伝送方式。地下ケーブルの光化を目的として配線点に設置するタイプ(RSBM-F)とお客さまビルまでの光化を目的としてビル内に設置するタイプ(RSBM-U)がある。

RSBMはπシステムと同じラインカードを使用し,伝送容量を拡大することによって,ディジタル回線の収容数を増加することができる。また,公-専重畳方式を採用することにより,同一の光ファイバ心線にアナログ電話等の公衆回線と専用線を収容することができるため,光ファイバを有効に活用することができ,より経済的な光アクセス設備の構築が可能になった。