SC形光コネクタ独自の結合構造における他の特徴は,プラグのつまみを除去し,その代わりに専用治具を用いて着脱操作を行う形式に変更できることで,この状態をSC2形光コネクタと呼ぶ。SC2形光コネクタではつまみがないため実装密度をさらに上げることができ,4連アダプタでは隣同士のフェルール間隔は6.8 mm(単心タイプのSC形では10 mm)となる。この場合でもアダプタ側の係止片等の部品は共通であるため,例えば測定時等に単心のSC形光コネクタアダプタを使用することも可能。