いわばコンピュータシステムやネットワーク上に存在してユーザに代わり処理してくれる電子秘書のような機能を持つインタフェースのこと。人間が直接情報を扱う形のグラフィカル・ユーザ・インタフェース（GUI）では，一度に扱える情報の量や種類に限界があるため，GUIに代わる次世代のインタフェースとしてエージェント・インタフェースが注目されている。エージェント・インタフェースは，大量の情報に対してインタラクティブにアクセスする場合に有効で，例えば「様々なデータベースの中から，指定した記事を自分のメールボックスに入れる。メールが一定期間読まれなければ，エージェントが判断して別の人に転送する。同様のトピック記事があれば最新記事と入れ替える」，といった処理を人間がエージェントに簡単な指示をするだけで，人間の代わりに行ってくれるというもの。