用語説明

映像伝送サービス

一般のテレビ放送と同様の動画(カラーまたは白黒)を伝送するサービス。道路交通の監視,競馬競輪の実況中継またはイベント中継などに利用される第1種映像伝送サービス,画像応答システムに利用される第2種映像伝送サービス,テレビ放送規格並みの高品質な映像を伝送する第3種映像伝送サービス,1回線で複数チャネルの映像伝送が可能な多チャネル映像伝送サービスおよびハイビジョン映像の伝送が可能なHDTV映像伝送サービスがある(表)。

◆ 《第1種映像伝送サービス》

交通監視などの遠隔監視・各種イベント中継・社内テレビ放送等に用いられている映像信号をポイント・ツー・ポイントまたはポイント・ツー・マルチポイントに伝送するための専用サービスで全国どこへでも提供可能である。

◆ 《第2種映像伝送サービス》

画像応答システムの用途に限定し,テレビジョンのカラー映像,音声および制御信号(映像・音声とは逆方向)を伝送するための専用サービス。

◆ 《第3種映像伝送サービス》

テレビ放送規格並みの高品質な映像チャネルと映像に付随する音声(2チャネル)を同時に伝送するサービスで,放送素材伝送等に利用されている(音声はオプションで4チャネルまで可)。

◆ 《HDTV映像伝送サービス》

高精細なハイビジョン信号1チャネルと映像に付随する音声(4チャネル)を同時に伝送するサービスで,高規格タイプ(伝送速度2.4 Gbit/s)と一般規格タイプ(伝送速度600 Mbit/s)の2種類があり,放送素材伝送やイベント中継等に利用されている。

表_映像伝送サービス一覧

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