用語説明

高臨場感マルチメディア通信会議システム

広帯域ディジタルネットワークの特徴をフルに生かしたマルチメディア通信サービスであり,大画面で高精細度の高品質映像を伝送することにより,遠隔地の会議参加者があたかも1つの会議室内に同席しているかのように感じさせる臨場感に富んだ会議環境を提供する映像通信サービス。

NTTが開発した互いの距離を意識することなく,自然で円滑な対話が可能な臨場感あふれるマルチメディア通信会議システム。映像,音声,データ伝送・表示に最先端の技術を適用し,まるで同じ部屋にいて対話しているような高い臨場感を実現する。本システムのディスプレイは,対角110インチ(横2.4 m×縦1.3 m)の大きさがあり,また通常のHDTVプロジェクタの1画素分の面積の中に4個分の画素を精密かつ微細にずらして重ね合わせる独自の重畳投射方式を採用することにより,HDTVの4倍の画素数(2,880×2,048)を持ち,その結果非常にきめ細かでかつ等身大の人物表示を可能とする背面投射型のディスプレイ。超高精細化は,4台のHDTV用プロジェクタを用い,スクリーン上で1画素分の面積の中に4個分の画素を精密かつ微細にずらせて重ね合わせる独自の重畳投射方式を採用している。その他映像と音像の一致,参加者のデータ共有等21世紀に向けた「場」の雰囲気の共有を最大限に尊重した「感性通信」ともいえる全く新しいコンセプトの通信会議環境を提供する。仮称「パノラマカンファレンス」。