各種信号を柔軟に同期多重化できる構造を持ち,保守運用性に富んだ世界標準のインタフェースであり,以下のような特徴を有している。
① 基本速度は156 Mbit/sであり,高速のインタフェースはこのN倍の速度で構成される。
② セクションおよび2階梯のパスレベル(52,1.5 Mbit/s)対応に,階層化されたインタフェース構造を有しており,多重分離が簡単。
③ 図のフレーム構成に示すように,潤沢なオーバヘッド(OH)バイトが運用単位ごとにあり,高度な運用・保守情報の転送が可能。
④ ポインタ処理により,従来のフレーム同期多重方式に比較し多重化等に伴う遅延が少なくなる。