用語説明

4・5・6G-150M-E方式

長距離伝送路用4・5・6 GHz帯ディジタルマイクロ波方式。変調方式に16QAMを採用し,1システム当りの伝送容量は156 Mbit/s(SDH対応)。装置コストおよび消費電力の低減を目的として,非再生中継方式を中継局に適用し経済化を図っている。ディジタルマイクロ波方式は,周波数帯域幅が広いために帯域内振幅および遅延偏差の影響を受けやすい。また,本偏差は空間の状態により時々刻々と変化するため,4・5・6G-150M-E方式では偏差を自動的に等化するトランスバーサル等化器を採用している(図)。

図_4・5・6G-150M-E方式システム構成

※関連用語(キーワード)