用語説明

電子投票方式

コンピュータと通信を利用した投票方式。従来の公職選挙法では「選挙人は投票所において,投票用紙に候補者の氏名を自書して,これを投票箱に入れなければならない」としてきた。この方式は自書式投票と呼ばれている。しかし1994年1月29日に成立した政治改革法では,投票用紙の記入の仕方として自書式に代えて記号式となった。電子投票による投票は記号式の1つの形態。これまでに多種多様な電子投票が研究されているが,ネットワーク形態に注目すると,個人端末(PC/WS)から投票するLAN向きタイプと,共用の投票端末から投票する投票所利用タイプとに分類できる。