用語説明

複推進方式

とう道,管路を構築するシールド工法や小口径推進工法に用いられる推進方式。分割されたマシンが“しゃくとり虫”のように前進する方式である。エースモール1200-M2工法,エースモールPC10,PL30工法等に用いられている。エースモール1200-M2工法でのこの方式の利点は,打設されたライニングが硬化しているうちに掘削することができるため1サイクルの施工時間を短縮することができること,周辺摩擦による推進抵抗が掘削部と制御部・動力部・ライニング部の2つに分割して受け持つことができるため,推力が小さくて済むという点である。

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