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1月号 2010 Vol. 8 No. 1

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■ 概要
2010年、固定・移動のフルIPネットワーク基盤の構築、ならびにこのネットワークを活用したサービスの本格展開を進めていく年。新春巻頭インタビューは、NTTグループの技術戦略を統括する宇治則孝NTT代表取締役副社長に、NTTグループの今年の戦略を伺いました。

Special Feature: ICT-based Risk Management and Business Continuity Management

■ 概要
危機管理対策では“情報”が重要なキーとなります。あらゆるユーザや組織にとって、各種対策活動の効率化・迅速化・正確化等の観点から、ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)は有用、かつ重要なツールとなり得ます。本稿では、危機管理や事業継続管理におけるICTの活用領域と、NTTグループの取り組みを紹介します。
■ 概要
社会や企業の経済活動に甚大な影響を及ぼす脅威として、地震等の自然災害に加え、近年新型インフルエンザ等の感染拡大のリスクが高まっています。モバイルコネクト安否確認/一斉通報サービスは、新型インフルエンザ発生時の各フェーズにおける企業の情報連絡、従業員の状況確認等を行う機能を強化しました。
■ 概要
NTTデータでは、橋梁に発生した異常を即時かつ継続的に遠隔から監視する橋梁モニタリングシステムBRIMOSを開発しました。BRIMOSは、迅速かつ効率的な橋梁保全を実現するための道路管理業務支援情報を提供します。本稿では、地震発生時のリアルタイム異常検知機能および平常時の重量車両交通状況の情報提供機能を紹介するとともに、 NTTデータのデータセンタEXFORTに構築した共同利用型システムによる柔軟なサービス提供について説明します。
■ 概要
2009年に入り新型インフルエンザの脅威が話題になり、世界的なパンデミック(大流行)の発生と相まって、国・自治体・企業ではさまざまな対策(BCP/BCM)が進められています。国や自治体、企業との連携を図りながら、計画的に事業・業務を制限、縮小して社内外への感染を抑止するとともに、適切な対策を講じて社会機能の維持とそのサポート、および会社存続のために重要な業務を継続し、パンデミック終息時にいち早く通常の企業活動に復旧することが、基本的な対策戦略となります。その中でご活用いただけるNTTアイティのパンデミック対策支援ソリューションを紹介します。

Letters

■ 概要
地震災害に対するネットワークの信頼性を確保することを目的として、地震発生時における地下設備の被災状況を事前にシミュレーションする「通信設備の地震時機能性評価技術」について、既往地震被災状況の再分析による被災率表の見直しと、GIS技術を用いた公的機関発表情報の活用により、シミュレーションの精度向上と効率化を図り、検討時間の大幅な短縮を可能にしました。ここではその概要について紹介します。
■ 概要
近年、橋梁の耐震対策として免震化が進められていますが、既存の橋梁添架設備は温度伸縮や地震動を見込んで伸縮構造を採用しているものの、免震支承の変形までは見込んでおらず、大地震時に管路および収容ケーブルが損傷するおそれがあります。そこで、ここでは免震橋添架設備に必要とされる変形性能を明確にし、市販の管材を利用した経済的な対策により、通信サービスの途絶からケーブルを保護する技術を開発しましたのでその概要を紹介します。

Global Standardization Activities

■ 概要
近年、SaaSに代表されるWebアプリケーション間の連携に用いられるなど、アイデンティティ管理(ID管理)技術に対する注目が高まってきています。ここでは、SAML、OpenID、InfoCard等のID管理技術間の相互運用方式を提案することなど、既存の標準化団体間の橋渡しを目的として2009年6月に設立された新団体、「カンターラ・イニシアティブ」(Kantara Initiative)の概要について紹介します。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conferences
外部での受賞もしくは発表した論文の抄録


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