10月号 2010 Vol. 8 No. 10

Special Feature: NGN Focus

• NTT Group’s Approach to Digital Signage
• NTTグループのデジタルサイネージへの取り組み

■ 概要

将来、NGN等でネットワーク化されたデジタルサイネージが普及すると、単なる情報表示端末ではない新たな価値が創造され、次世代の情報提供のための社会インフラになると想定しており、このような社会インフラを構築するための技術を紹介します。

• Expansion of Home ICT
• ホームICTの展開に向けた取り組み

■ 概要

多くの家庭へブロードバンドネットワークが普及したことに伴い、家庭内のネットワークに接続される多様な機器を活用し、生活をより安心・安全・便利にするホームICTの実現が期待されています。このような背景を踏まえ、ホームICTを次のNTTの柱の1つとすべく戦略的な取り組みを進めています。

Global Standardization Activities

• Activities of i3 Forum Related to Specifications for Implementing IP Interconnection
• i3 ForumにおけるIP相互接続実装仕様の検討

■ 概要

NTTが2008年にNGNの商用サービスを開始したのと同様に、近年各国で通信ネットワークのIP化が進んでいます。しかしながら、IPベースの音声サービス（VoIP: Voice over IP）を複数の事業者網をまたがって提供する際には、現在でも既存のPSTN（ Public Switched Telephone Network：回線交換方式の音声通話用ネットワーク）を経由して接続することが一般的です。事業者網間でVoIP等を直接相互接続するために必要な網間インタフェース（N N I:Network-to-Network Interface）の技術仕様はITU-T、ETSI TISPAN、3GPP等の標準化団体で作成されてきました。しかしながら、各団体の策定した技術仕様ごとの差異やオプション項目等があり、一意に定まらないものが少なくありません。ここでは既存の技術標準仕様を基に、音声サービスを中心として、事業者間IP相互接続を実装する際に必要となる仕様の詳細検討を行っているi3 Forumの活動を紹介します。

Practical Field Information about Telecommunication Technologies

• Countermeasures to Lightning Backflow Current in Telecommunication Cables
• 通信ケーブルの直撃雷対策

■ 概要

風力発電設備やアンテナ鉄塔ユーザへの直撃雷により、加入者保安器や通信ケーブルが損傷する場合があります。直撃雷はエネルギーが大きいため、被害も甚大で範囲も広く、長い区間のケーブル張替え等復旧に大きな費用、稼働がかかり、現場では苦慮しています。本稿では、直撃雷サージ電流による通信ケーブル等の故障発生要因とその対応策について紹介します。

External Awards/Papers Published in Technical Journals and Conferences Proceedings
外部での受賞もしくは発表した論文の抄録

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