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6月号 2012 Vol. 10 No. 6

English

Feature Article: Latest Development Trend at NTT Access Network Service Systems Laboratories

■ 概要
ここでは、架空光配線ケーブルの効率的な運用に向けた、クロージャ内保留心線への短余長接続技術の開発、およびクロージャ内の下部延ばし技術について紹介します。
■ 概要
これまで小〜中規模集合住宅物件へ光配線方式を提供するにあたり、お客さま配管設備の狭隘化により配線が困難な場合がありました。そこでNTTアクセスサービスシステム研究所では,1条で高密度配線が可能な「8心単心低摩擦インドア光ケーブル」と、需要に応じて設置可能な「Eモジュール類」を開発しました。また、これらの技術を活用することで、大規模ビルに対してもフレキシブルな配線が可能となりました。
■ 概要
NTTアクセスサービスシステム研究所では、衛星通信の周波数資源を有効利用できる帯域分散伝送技術の研究開発を推進しています。帯域分散伝送は、既存の衛星通信機器をそのまま利用して周波数利用効率を向上できます。これにより、衛星通信の高速化や災害時における収容回線数の増加を目指しています。

Regular Article

■ 概要
擬似位相整合ニオブ酸リチウム導波路による差周波発生を利用した、小型の中赤外光源は亜酸化窒素(N2O)ならびに他の温暖化ガスの検出用として有望視されています。本稿では、4.6 μm帯中赤外光源の作製技術、特性、および検出限界35 ppbを達成した亜酸化窒素ガスの高感度検出実験を紹介します。
■ 概要
近年、安価な汎用コンピュータクラスタを用いて分散コンピューティングを実現するHadoop等のオープンソースソフトウェアの登場により、Big Dataと呼ばれる大規模データを安価かつ容易に分析できるようになってきました。急速に変化する複雑なビジネス環境においてさらなる成功を収めるためには、こうした大規模データをより深く、リアルタイムに分析することがますます重要となってきます。我々は、こうしたBig Dataのリアルタイム分析の実現に向けて、分散機械学習フレームワークJubatusを、プリファードインフラストラクチャー社と共同開発しました。Jubatusの主な技術課題は、深い分析を実現するためのオンライン機械学習アルゴリズムを大規模対応させるための並列分散化とさまざまなアルゴリズムに対する共通的なフレームワーク構造を提供することにあります。本論文では、そのままでは分散化・並列化が難しいオンライン機械学習アルゴリズムをスケールアウトさせるための新しいサーバ間同期手法であるmix処理方式を紹介します。mix処理方式は、リアルタイム性と学習精度の要件を満足する範囲において、緩やかに一貫性を保つ疎な同期処理を実現しています。また、本論文では、スループットやスケーラビリティといった性能を評価するとともに、一貫性要件の緩和の程度についても検証します。

Global Standardization Activities

■ 概要
機械と機械が通信ネットワークを介して接続され、自律的に情報交換を行うM2M(Machine to Machine)は、今後の情報社会を支える仕組みとしてさまざまな業界から注目を集めており、海外を含め、通信事業者がサービス提供を始めているとともに、標準化団体やフォーラムによりその標準化が進められています。ここでは、M2Mを取り巻く環境、および標準化動向を中心に紹介します。

Practical Field Information about Telecommunication Technologies

■ 概要
本稿では、ハンドホール内解氷作業中におけるケーブル損傷事例と対策を紹介します。隔月で掲載する、通信技術の基礎知識をテーマとするシリーズ第11弾です。今回は、NTT東日本 ネットワーク事業推進本部サービス運営部 技術協力センタ材料技術担当の方にご協力いただきました。

External Awards
外部での受賞

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