You need Adobe Reader 7.0 or later in order to read PDF files on this site.
If Adobe Reader is not installed on your computer, click the button below and go to the download site.
|
Feature Articles: QoE Estimation Technologies - ■ 概要
- スマートフォンに代表される端末の高機能・高性能化やクラウド環境の進展により、通信アプリケーションは一層その多様性を増しています。ネットワーク性能の高さがお客さまのサービス体感品質と対応していた時代とは異なり、今後は端末やサーバの状態を加味しつつ、お客さまのサービス体感を定量的に把握することが重要となります。本稿では、お客さま体感品質の向上に向けた新たなフレームワークを提唱し、これを実現するための技術開発動向を紹介します。
- ■ 概要
- 本稿では、IPTVサービスの音響、映像およびオーディオビジュアル信号に対するユーザ体感品質(QoE: Quality of Experience)を、IPパケットのヘッダ情報のみから推定する技術を紹介します。本技術を用いることで、お客さま一人ひとりの体感品質を可視化し、品質監視に役立てることができます。
- ■ 概要
- 最近はスマートフォン、タブレット端末の普及に伴い、ネットワーク上で多様なアプリケーションが提供されており、中でも映像配信にかかわるアプリケーションの普及は顕著です。特に、有線に比べてパケット損失や遅延のばらつきが大きい傾向にあるモバイル回線上では、TCP (Transmission Control Protocol)により配信される、プログレッシブダウンロード型の映像配信サービスが数多く提供されています。本稿では、このプログレッシブダウンロード型映像配信サービスの再生品質を推定するための技術を紹介します。
- ■ 概要
- SaaS(Software as a Service)、クラウドなどのサービスが法人向けを中心に普及期を迎えつつあります。これらのサービスでは、ネットワークを通じてアプリケーションサービスが提供されるため、ネットワークや利用者端末の状態によっては、アプリケーション開発時に想定されたパフォーマンスが発揮されないことがあります。そこでNTTネットワーク基盤技術研究所で、法人向けのサービスの主流であるブラウザベースアプリケーションを対象に、利用者の体感待ち時間を推定する技術、そして品質劣化時の劣化要因が端末起因か否かを判定する技術を開発し、アプリケーション品質の可視化と品質劣化申告のサポートを可能としました。
- ■ 概要
- 昨今映像メディアの3D化により、奥行き感が生まれ、ユーザは臨場感溢れる映像を楽しむことができるようになりました。しかしその一方で3D映像の視聴によりユーザが不快感や疲労感を受けているという報告がされるようになってきました。本稿では、3D映像の劣化要因とユーザ体感品質(QoE:Quality of Experience)の関係を概説し、QoE評価法についての検討状況、および国際標準化動向を紹介します。
Regular Article - ■ 概要
- 半導体デバイスが開発されて間もない1960年代以来、NTTは積極的に通信機器用の高信頼半導体デバイスを開発・導入し、通信機器の高性能化、小型化、高信頼化を実現してきました。本稿では、この間に開発・実行された半導体デバイスの高信頼化手法、信頼性検証のためのフィールド故障率調査、その結果を基にした故障率予測モデルと今後の課題について述べます。高信頼化手法は、故障物理に基づいて、最初にTEGを用いた故障モードの究明、故障メカニズムの理解と改善対策の確立、および信頼性保証方法の確立を行いました。ついで実デバイスを用いた多数個・長時間の加速寿命試験により、摩耗故障モードによる寿命と偶発故障期の故障率を評価し、所要の目標値を達成していることを確認しました。
Global Standardization Activities - ■ 概要
- 近年の通信網におけるIP(Internet Protocol)化の拡大に伴い、回線型トラフィックとパケット型トラフィックを効率的に混在収容し、かつ従来のSDH(Synchronous Digital Hierarchy)やOTN(Optical Transport Network)と同等の保守運用性を実現できるパケットトランスポート技術の需要が高まっています。そこで、ITU-T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector)はIETF(Internet Engineering Task Force)と共同でMPLS-TP(Multi-Protocol Label Switching-Transport Profile)と呼ばれるパケットトランスポート技術の国際標準化を推進してきました。ここでは、MPLS-TPの概要と標準化の経緯について紹介します。
Information
↑ TOP
|